取材記事

【vol.4】自身の経験を静岡で活かす女性経営者・武友久美さん。就活マニアの彼女が企業と就活生の“縁を繋ぐ”

「愛おしさ」みたいな、あるんですよ私も、静岡に対して。

なんか「ちょっとダサいな」とかあるじゃないですか、絶妙に。(笑)

「それっぽいんだけどなんかちょっと違う」みたいな。(笑)

やっぱそういう地域の、「頑張っていこう」とか「今の若い人が求めてるものって何だろう?」っていうことにすごい迫っていこうとする、この静岡のローカル感がすごい可愛いなって、なんか思いますね。(笑)

楽しいところですよほんとに。

 

こんにちは、Webライターのクロです。

今回対談させていただいたのは、「株式会社ナナクレマ」を起業された武友久美さん。

対談開始から早速「静岡愛」についてお話ししてくださいました。

 

数珠つなぎで静岡で活躍する魅力的な人をご紹介していく本記事。

今回のテーマは「仕事と就活」です。

「自称就活マニア」を名乗る武友さんとの対談を、社会人の皆さん、そして就活生の皆さんにシェアできればと思います。

やっぱり、働くって楽しいです。

 

以前の対談はこちらからどうぞ。

【vol.1】自身の経験を静岡で活かす女性経営者・武友久美さん。就活マニアの彼女が企業と就活生の“縁を繋ぐ”

【vol.2】自身の経験を静岡で活かす女性経営者・武友久美さん。就活マニアの彼女が企業と就活生の“縁を繋ぐ”

【vol.3】自身の経験を静岡で活かす女性経営者・武友久美さん。就活マニアの彼女が企業と就活生の“縁を繋ぐ”

 


【Profile】
武友久美(たけとも くみ)
静岡市出身。
1988年生まれ。
2006年タリーズコーヒージャパンに入社。
2013年に同社を退職後。
2013年、25歳で「株式会社ナナクレマ」を設立、起業。
ナナクレマのキャッチフレーズは「出会うべき企業と学生が出会える仕組みとお互いがしあわせに働ける環境をつくる」


>>株式会社ナナクレマHP

 

YouTubeで話題になった「就活狂想曲」と今の日本の就職活動について

なんか最近すごい私がポジティブに捉えてるのは、就活の本とかを見てるとその年の就活がどうかっていうのがすごいわかるんですよ。

なので就活生には採用活動をどう上手くやるかっていう「企業側の戦略本を読みなさい」って言ってるんですけど、一方で就活生に対して企業とかコンサルの人とかいろんな人が書いた本とかを見ると、今の世の中の流れがすごいわかるんですけど。

で、2019年の後半から2020年度までの就活生に対しての本は「自分のやることに意味を見いだせ」みたいな。

 

だから「どう生きるか」だとか「どう在るかだ」みたいな、ちょっとそういう「人生の自分の価値観を就活でつかめ」みたいな本が多かったんですよ。

だけど2020年の後半から2021年の学生に向けての本って「就活はゲームです」っていう本が増えたんですよ。

で、それくらい「(就活を)もっと面白く攻略していってやる!」っていうぐらいの、ちょっと挑戦的な関わり方で「就活楽しもうぜ!」みたいな本がすごい増えたんで。

 

やっぱ「時代の流れがすごい変わってるな」と思ってて。

私はこの2021年の就活生に対する「就活って自分がどう見られてるかっていうのを知るゲームだ」みたいなのはすごい良いと思ってるので。

なので、そこの時代の流れを読んで就活を面白がれるか。

 

で、それさえ自分がマインドセット出来てたら、リクルートスーツをコスプレみたいに楽しんで着ればいいし、自分が入りたいかどうか微妙な企業さんに行って、思いっきり自分を見せてみて「やっぱ違ったわ。(笑)」とか。

別に良いわけじゃないですか。

そういう「何かしらの舞台」だと思ってやれば良いと思ってるんで。

 

逆に就活自体の在り方が今、確かにおかしい部分もいっぱいあってそれこそ言い出したらキリないんですけど。

まぁでももう変わらないものとして捉えて、ただその微妙な流れが時代の変化がある中でキャッチしてどう捉えるかっていうのは、もう好きにすれば良いと思います。

 

だから私多分就活市場ね、そう簡単には変わらないって思ってて。

大学生が毎年素人だからです。

「プロ就活生」っていないんですよ。(笑)

 

なので「就活生のプロです」っていう人いなくて、毎年ど素人の就活生なんですよ。

大学3年生から就活始めてっていう流れがある限り、永遠に大学生が絶滅しない限りは「プロ就活生」って現れなくて、素人の就活生が毎年毎年。

 

(就活生を)受け入れる企業はプロになっていくわけですね

ただ、受け入れる企業はプロになってくんですけど、この相手(就活生は)素人なんで。

相手がプロだったらもっと上がるんですよ。

だけど相手は(就活生は)素人で、自分たちだけ1年目のこなし方は上手なんですよね。

 

ど素人就活生のこなし方は上手なんで、これ就活生レベルアップしてきたら採用担当もっと(レベルが)上がると思います。

今のところはないと思いますね。

ただありえるとしたら、大学とか高校とか中学の授業の中に「営業」とか「交渉」っていう授業が入ってきたりとか、まぁ「販売」とかもそうなんですけど。

 

そういう自分をどう見せて何をどう買ってもらうかとか、そういう「交渉術」とかを勉強する授業とかが出てくると、就活の時にアピールの仕方とかいろいろみんな変わったことやってきて。

今就活って学業優先の、学生としての就職活動なんですけど、社会的就職活動になるので。

そうすると流れ多分変わると思います。

なので今の教育の中でのパーツが多分充実しない限りは難しいと思います。

 

あともう1個は、採用とか人材育成の専門学校がまだないんですよ。

で、経理の学校があったり医療事務があったりとか、コンピュータの学校があったりとか、社会に出た時に役立つなんらかの専門スキルを勉強できる学校ってごまんとあるんですけど、採用の学校ってないんですよ。

なので採用と人材育成の学校ができたら、多分それでまた就活市場変わると思ってて。

 

だからすごいですよね、採用担当の人って。

もうほんとに独学で勉強してやってるので。

すごいですよ。

 

もしかしたら採用担当っていう枠で就職っていう道もできてくるかもしれないわけですよね

そういうことです。

なので採用のことを専門で勉強してきた新卒が、新卒採用の採用担当だったらめっちゃ強いと思います。

そういう想像はありますよね、「こうなったら面白いな」っていう。

 

就活生の考え方って学校教育と関係あるんでしょうか?

そうですね、学校教育が全てだと思います。

ほんとにそうだと思う。

 

だから、大企業思考なのも教育だと思うし、なんかやっぱこう自分でお金が生み出される仕組みを勉強していないっていうことが全ての事の始まりだと思うんですけど。

「ここにいては安心」とかっていうことですよね。

「どこの箱の中で生きるか」みたいなのが基本ベースの教育なんで、そこから始まってるかなって感じもしますよね。

 

私もまだ全然そういうこと言える立場じゃないんですけど。

でも自分が専門学校の今キャリアデザインの授業とか毎週やってるんですけど、そのキャリアデザインの授業の時に「学生が何を面白いと思うのかな?」っていつもすごい考えてるんですけど。

なんかやっぱ、今ここの目の前にあるものがこの人に渡った時に、その人が喜んでくれるっていうか、「それが引き換えに何か手に入る?」っていう価値と価値の交換みたいなことが一番面白いんじゃないかって思うんですよ。

 

だから人を喜ばせることが自分にとって嬉しいとか、その、なんか「交換されることが一番面白いんじゃないか」と思ってて。

「やっぱそれって何なのかな?」ってすごい思うんですよねいつも。

 

教育の話とかで言うとあれなんですけど、仕事って人を喜ばせる以外の何ものでもないというか。

ですよね?

なんかそういうシンプルなことをまず軸に置いて「『仕事って何?』って考えた方がいいよなぁ」っていうのも思いますし。

 

いつも元気な人っているじゃないですか。

いつも元気な人って何で元気かって知ってます?

元気な人って何で元気なのかっていうことなんですけど、人を元気にしてる人が元気なんですよ。

人を元気にしてない人ほどすごいネガティブで、後ろ向きで妬んだり、人に対しての羨んだりとかって気持ち大きくて、いつも誰かに「ありがとね」とかサプライズしてみたりとか、その期待以上のものを提供したりとかして喜ばせてる人って絶対元気な人ですよ。

だから「元気な人ってなんでなんだろう?」って考えた時にやっぱそれがゴールなので。

ってことは「元気ない人を元気にすれば良いじゃん!」って話なんですよね。

 

落ち込んだ時に落ち込んで慰めてくれる人を「誰か慰めて励まして」じゃなくて、「もう元気にしにいく、人を!」みたいな。(笑)

それを思います、仕事してて。

 

「やりたいことがない」「好きなことが見つからない」という就活生にどんな言葉をかけていますか?

えー、でもないですよ、そんなの大体みんな。(笑)

だって私これ今やりたいことかわかんないですもん。

やりたいことっていうか、なんかそれいつも言うんですけど、「働いてる自分のことが好きになれる職場を選ぶのが一番良い」と思ってて。

 

だから「これやってる自分好きだな」とか「これやってる自分自信持てるな」とか、それで良いと思うんですよ。

好きなことって「これやってるだけでどんなに苦しくても頑張れるんです!」って、ないじゃないですかそんなもの。

だけど、この空間に身を置いて「こうやってる私!」みたいなのとか、なんかお客さんに対して喜んでもらって「おーありがとう!次もよろしくね!」って言ってもらえたら「あ、そういう自分好き!」ってなったりとか、その瞬間がいかに会社の中にあるかだと思ってて。

だからその、好きな仕事を探すんじゃなくて、好きになれる自分を探すというか。

なのでいろんな就活の時に「どの会社にしよう」ってなった時に「この人たちの中にいる自分は自分に自信持てたり自分のこと好きになれる」とか、自分がやってることに対して「あ、これやってて良かった!」って思えるっていう。

まぁでも、軸は自分が好きかどうかで良いと思うんですよ。

で、それで一旦イメージして身を置いてみて「あ、この上司のもとで仕事したら、ちょっと自分に自信なくなっちゃうかもな」とか「この会社の仕事やってたら『なんで私これやってんだろ』と思っちゃうかも」とか、そういう想像を四方八方膨らませて「この会社のこの人たちとこの仕事やってる自分は好きになれそうだな」っていうので選べば良いかなっていう。

 

やりたいことなんてないですよ。

やりたいことなんてないですけど、その「好きになれる瞬間を見つけるとやりたいことが出てくる」って感じです。

なんかこう、やりたいことって、「これ自分はやってみたいんです!」っていう、誰を喜ばせたいかってことがわかってる状態ってことですよね。

 

なのでその、会社に入社する上でやりたいこと見つけようとしたとしたら、どういう人たちを救いたいのかとか、どういう人たちを喜ばせたいのか想像できてるってことなんで、それ多分就活生で想像するのめちゃめちゃ難しいですよ。

そうすると多分ない。(笑)

 

 

対談の続きはこちらからどうぞ。

【vol.5】自身の経験を静岡で活かす女性経営者・武友久美さん。就活マニアの彼女が企業と就活生の“縁を繋ぐ”

  • この記事を書いた人

クロ

1991年10月17日生まれ、静岡市出身。 2017年にフリーランスに転身。 日本各地を旅しながらWebライター、Webマーケター、インテリアコーディネーターとして活動中。

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