取材記事

【vol.3】自身の経験を静岡で活かす女性経営者・武友久美さん。就活マニアの彼女が企業と就活生の“縁を繋ぐ”

「愛おしさ」みたいな、あるんですよ私も、静岡に対して。

なんか「ちょっとダサいな」とかあるじゃないですか、絶妙に。(笑)

「それっぽいんだけどなんかちょっと違う」みたいな。(笑)

やっぱそういう地域の、「頑張っていこう」とか「今の若い人が求めてるものって何だろう?」っていうことにすごい迫っていこうとする、この静岡のローカル感がすごい可愛いなって、なんか思いますね。(笑)

楽しいところですよほんとに。

 

こんにちは、Webライターのクロです。

今回対談させていただいたのは、「株式会社ナナクレマ」を起業された武友久美さん。

対談開始から早速「静岡愛」についてお話ししてくださいました。

 

数珠つなぎで静岡で活躍する魅力的な人をご紹介していく本記事。

今回のテーマは「仕事と就活」です。

「自称就活マニア」を名乗る武友さんとの対談を、社会人の皆さん、そして就活生の皆さんにシェアできればと思います。

やっぱり、働くって楽しいです。

 

以前の対談はこちらからどうぞ。

【vol.1】自身の経験を静岡で活かす女性経営者・武友久美さん。就活マニアの彼女が企業と就活生の“縁を繋ぐ”

【vol.2】自身の経験を静岡で活かす女性経営者・武友久美さん。就活マニアの彼女が企業と就活生の“縁を繋ぐ”

 


【Profile】
武友久美(たけとも くみ)
静岡市出身。
1988年生まれ。
2006年タリーズコーヒージャパンに入社。
2013年に同社を退職後。
2013年、25歳で「株式会社ナナクレマ」を設立、起業。
ナナクレマのキャッチフレーズは「出会うべき企業と学生が出会える仕組みとお互いがしあわせに働ける環境をつくる」


>>株式会社ナナクレマHP

 

「ナナクレマ」という会社名の由来はなんですか?

(ナナクレマっていう言葉)意味わかんないですよね。(笑)

「クレマ」はコーヒーの、エスプレッソの「クレマ」から取ってて。

私がタリーズ出身なので、コーヒーの「クレマ」っていうこの層が2層になりますよね、エスプレッソって。

 

このクレマって、エスプレッソの味を決める大事な要素なんですよ。

で、「なくてはならないもの」とか、クレマが美味しければエスプレッソが美味しくなって。

だから(クレマって)すごく影響を与える存在なんですよ。

 

その部分の意味を付けたいなと思って入れたのと、「ナナ」っていうのは「七色の虹」とか「それ(虹)=夢」とか、あと自分が社会人に7年経って起業したとか「ラッキーセブン」とか。

「縁起のいい数字だな」みたいな。

いろいろ考えてて、とにかく「検索してヒットしない名前にしなきゃな」と思ってて。

 

例えば「PAC」とか「RST」とか、3文字にすると絶対そうなっちゃうじゃないですか。(笑)

検索して出てきちゃうので、「なんとかキャリア」とかもそうですけど。

なのでその(インターネットの検索結果に)出てこないようにするために「造語」にするしかないってなって造語にしたっていう。

 

何でも良かったんですよはっきり言って。

出てこなければ何でも良い(と思って名付けた)。

 

ナナクレマさんはどんなことをやられてるんですか?

そうですね。

新卒採用のコンサルが多いですね。

コンサルがメイン事業で、あとは採用イベントの販売とか社員研修とか。

 

この事業を始めたきっかけは?

最初はほんとに全部タリーズに結びついちゃうんですけど、タリーズで就活に悩む学生が多くてっていう厳しい就職の氷河期の世代だったんで、それを見てた時に「この面接に受からないバイトは何やってもダメな人じゃない」ってことなんですよ。

面接の場はダメ、会社の社長とか採用担当の前に行くと緊張しちゃう。

 

だけど、目の前のお客さんにはニッコニコで接客できて、コーヒー美味しくつくれて、みんな先輩後輩からも可愛がられててっていう、「この人がどうしてその面接の場に行くとそうなっちゃうのかな?」っていう。

まぁリクルートスーツのせいなのか、慣れない環境だからもあると思うんですけど。

この違和感をすごい感じてたんで、じゃあ「働いてもらってるところを採用担当の人が見たら絶対合格するじゃんね」ってことだったんですよ。

「それを商品にしたら良いんじゃないか」って思って。

企業で働いてみて、その働いてる姿をもって採用にしてもらうっていう採用スタイル(インターンシップのコーディネート)。

アメリカだとそれが当たり前ですけど、そういうスタイルを静岡、というか日本でも絶対あった方が良いなと思ってて。

 

なので採用活動している企業さんの仕事をまず学生にやってもらってっていうそのプログラムをつくるのと、あとは参加する学生を連れてくるのと、(企業さんが)どうやって学生と関わればいいかってのを教えるっていう、この3つをセットに、パッケージにして最初商品を売り始めたんですよ。

だけど全然それが売れなくて。

 

っていうのもやっぱ氷河期世代の名残があったんで、学生の方が仕事を探していて、企業さんの方が選べる状況だったんで「何でわざわざ受け入れなきゃいけないの?」とか「面接したらいっぱいくるから、その中から選ぶからいいよ」とかっていうのがすごいあって。

そのインターンシップの商品っていうのはあまり売れなかったんですよ。

 

そこから「でも(やっぱり私は)新卒採用とか就活に関わりたいな」ってなった時に、顧客となるのは学生からお金取るわけじゃなくて企業さんからもらうので、「企業さんが何を困ってるのかな?」って考えた時に、採用活動って物凄い大変なんですけど、大体兼任でやってるんですよ。

(就活生は)インターン行ったりとか、選考会行ったりとか履歴書書いたりとかいろいろありますけど、学生もやることがたくさんあるのと一緒で、採用担当側も物凄いタスクがあるので、それを一人でまわしてる人とか兼任でやってる人が物凄い多いんですよ。

総務兼採用担当、社長が採用担当とか。

「そういう企業さんの採用活動を手伝ったらすごい楽なんだろうな」と思って。

 

で、新卒採用活動をしている企業さんに「あ、代わりにじゃあリクナビの記事書いときますよ」とか、学生に「『選考会明日だから来てね』のリマインドの電話しておきますよ」とか、そういうのやり始めたんですよ。

そしたらそれがすごい当たって、で、(他の企業さんからも)「ウチもやってほしい」っていう風になって。

 

最初はほんと実務やる人だったんですけど「だんだんもっとこうしたら良いのに」とか、自分が就活生と関わってたのでわかるわけじゃないですか。

だんだんそういうノウハウとかを提供した時に採用成果が上がってきて、コンサルティング兼実務の伴走型で手伝うっていう新しいコンサルのスタイルというのをつくってやることになったっていう感じですね。

 

ナナクレマは企業さんにとっても学生さんにとっても「めちゃくちゃいて欲しい存在」ですよね。

企業さんも「合ってるのかな?」って。

「マイナビさんはこう言うし、リクナビさんはこう言うし。どっち買えば良いのかな。でもなんか一緒に見えるから安い方にしよう」って。

だけど私たち(ナナクレマ)からすると毎年毎年微妙にプランが違って、物凄い抜け道があるプランになってたりとか、「これ買っちゃうとかなり割高ですよ」とかあるんですよ。

 

なので媒体も全部出して「今年はこれおすすめです」「来期はこっちにした方がいいです」とか。

そういうの全部提案したりとかやるので、(企業さんから)「どうしたらいいですか?」っていう風に聞いてくれるんで、すごい喜んでいただけてはいると思います。

 

武友さんは「転職する人」「転職したい人」のどういうところを見ますか?

転職そのものは、私はありだと思ってるんですけど、

まずその「転職する」っていう転職が、結構リアルな話をしちゃうと転職して給料が下がるとしたら、それって逃げだと思ってるんですよ。

 

例えば「この会社に入ってすごい大変だけどお給料たくさん貰ってて、だけどやっぱしんどいから辞める、だから辛くない会社に入る」っていう人もいると思いますし、「やりたいことだったんだけど、ちょっとやっぱ業界厳しくて辞める」とかもいろいろあると思うんですけど、仕事を変えていくとか年齢と共に経験を積んでくってことは、それだけちゃんと使う時間に対して対価がもらえる、その経験がプラスされるわけですよね。

 

例えば22歳の1年間で企業に対して提供できる仕事と、40歳で1年間で企業に提供できる仕事ってこっち(40歳)の方が経験値があるので、与える影響って大きくなってる可能性が高いじゃないですか。

 

なのでそういう、ほんと頑張ってきた人の話ですけど、そういう中でちゃんと転職するってなった時に、お給料をちゃんと次のステップとして貰える環境にあるのかとか、あとはそれが叶わないとしたら自分がやりたいことに近づけてるのかとか、何かしら「この前にいた会社よりも上がってるな」って思える転職をしなきゃいけないと思うんですよ。

 

なので「この場所よりもこっちの方が楽」とか「ちょっと大変な仕事から逃れたいからこっち」みたいにする転職は私はあんまり良くないと思ってて。

だから「転職=ステップアップ」って考えられるような転職じゃないと意味がないと思ってるんですよね。

なのでその中で、例えば「今いる会社がやってることがすごい良いことなんだけど、でもやっぱ会社の中に自分がこうなりたいと思える人がいなくてそういう人たちが溢れてる会社に厳しいところでもいいから行きたい」とかっていう転職だったらいいと思うんですよ。

 

「ここよりもここ」っていう風に思えるような転職だったら良いと思います。

今転職する人が増えてるとかっていう見方をした時に、ステップアップする人が多いのか、それともここがちょっとしんどいからとか嫌な人がいるからもう」とかっていうステイな状態なのかっていうのは全然違うと思ってるんで。

そういうところはちょっと見るかもしれないですね

 

 

対談の続きはこちらからどうぞ。

【vol.4】自身の経験を静岡で活かす女性経営者・武友久美さん。就活マニアの彼女が企業と就活生の“縁を繋ぐ”

【vol.5】自身の経験を静岡で活かす女性経営者・武友久美さん。就活マニアの彼女が企業と就活生の“縁を繋ぐ”

  • この記事を書いた人

クロ

1991年10月17日生まれ、静岡市出身。 2017年にフリーランスに転身。 日本各地を旅しながらWebライター、Webマーケター、インテリアコーディネーターとして活動中。

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