取材記事

【Vol.5】アーティスト・河村知世さんが経験した人生の転換期と彼女が描くヒューマニティー溢れるアートたち

こんにちは、Webライターのクロです。

今回対談させていただいたのは、大学生でありながらアーティストとしても活動されている河村知世さんです。

 

彼女の表現に対するこだわりや幼少期・学生時代の経験から学んだことなど、現在のアーティスト活動に至るまでのヒストリーを伺ってきました。

バリバリの平成生まれである彼女ですが、どこか昭和の空気感を漂わせているのには理由がありました。

本記事をお読みいただければその理由がわかりますので、そちらもぜひお楽しみに。

 

以前の対談はこちらからどうぞ。

【Vol.4】アーティスト・河村知世さんが経験した人生の転換期と彼女が描くヒューマニティー溢れるアートたち


【Profile】
河村知世(かわむら ともよ)
2000年生まれ、静岡市出身。
静岡大学教育学部4年。
好きなアーティストはX JAPAN。
メンバーのHIDEを最も尊敬している。


>>河村知世さんのインスタグラムアカウント(@tomoyo_sienne_art)

>>河村知世さんのツイッターアカウント(@tomoyoyoyo)

 

 

作品は、どういう人に手に取ってもらいたいですか?

誰でも良いんですけど、最終的にはビジネスとかじゃなくて、誰か一人でも良いから心が沈んでる時にその人を救えるような絵が描けたらなって思ってます。

でも、そこまで行く過程では「別に絵は中身は興味ないけどステータスのために欲しい」みたいな、そういう人に見てもらったりするのも必要だと思ってます。

最終的には心が沈んでる人を救えるような絵が描けたらなってそういう風に思ってます。

 

どういうアーティストになりたいですか?

音楽の方になっちゃうんですけど、私には尊敬しているアーティストがいて。

X JAPANのhideです。

彼って確かにぶっ飛んでるし、なんだろ、常識的非常識って感じなんですけど、ものすごく一般人に寄り添った音楽を作るというか。

だからものすごく尊敬してます。

 

彼の好きな曲はいろいろあるんですけど、中でも「TELL ME」っていう曲が一番好きです。

悩んでる時期にものすごく救われた曲なんです。

 

TELL MEって、hideの過去の自分に向かってイメージして書いた曲なんですよ。

未来のhideが昔のhideに言ってるんです。

 

昔のhideって自分の体型とかにものすごくコンプレックスがあったみたいで、それでロックをやってるうちにだんだん変わって。

彼の中で理想というか目指してるものに近づけたらしいんですけど、私自身も理想の自分っていうのがものすごくあって「なんで今だにこんなんなんだ!」ってすごく思ってたんですよね、今まで。

hideは自分から殻を破ってなりたい自分になったっていうアーティストで、その面も自分と重ね合わせて共感できるというか。

「なんか私と似てる!」って勝手に思ってるんですけど。笑

 

もともと生い立ちにすごくコンプレックスがあって、そこから自分の皮を剥いて今は人がたくさん集まってきてる。

そこには多分「共感性」とか「hideの人柄」とかがあると思うんです。

 

対極的にあるのはYOSHIKIだと思ってるんですけど、YOSHIKIって神様で理解できないような場所にいるので、そこに自分はいけない、追いつかない。

 

HIDEは下からファンをすくい上げる力を持ってて、みんなに寄り添う表現、代弁出来るような人だなって思います。

私もそういう人間・アーティストになりたいんです。

 

最近の音楽ってメロディーがかっこいいし言葉が綺麗な感じがしますけど、個人的には形だけのものが多いなっていう風に思ってしまってて。

私はもっと人間味がある音楽が好きで。

昔のX JAPANの曲を聞くと泣いちゃうんですよ。

彼らが身を粉にして作った曲で、人間が出てるなって思うんです。

 

彼らの音楽の中には人間の愛だとか人を本当に大切にしてる感じとか、音楽が生きてました。

そしてそれが技術にも表れてるなと思います。

今はそういう音楽が減っちゃったなって思うんですよ。

聴きたい曲はやっぱり昔の曲です。

 

私は「あの人の絵が見たい」「あの人の絵に救われた」って言われる人間になりたいなって思うんですよ。

もっと人間味を出して、それを思い出させたいですね。

 

アーティストとしてどのように人に接していきたいですか?

私はアーティストとしては、一般人の気持ちが分かるアーティストになれるなって思ってます。

アーティストってぶっ飛んでるじゃないですか。

 

常識人にはわからない行動をするし、だから私それも「うーん...」って思ってた時期もあったんですけど。

逆にわかるから「そこから突破できたらめっちゃカッコよくね?」って思って。

そういう気持ちで今はやってますね。

 

自分の様な人へ、何かメッセージを一言お願いします!

私、あんまり慰めの言葉とか言えないんですよね。笑

ちょっと昔の自分に対してだと思って言っていいですか?

 

まずは「時間は有限だ」っていうことを言いたいです。

「まだ明日があるって思ってるのは三流だよ」って言っちゃうかもしれない。笑

悩める時期ってっすごい贅沢だなって個人的に思ってて。

 

それも今お付き合いさせていただいている彼に出会ったからこういう風に感じるようになったんですけど。

明日がないんですよ彼にとっては。

で、同じ時間を共有したいって思ってる私にとっても明日がないっていう風になったし。

 

「必ず明日はある」って思ってる人間ってやっぱり「じゃあ今頑張ろう」ってなれない。

「明日がない」って思ってる人間と「明日がある」って確信を持って生きてる人間では1秒1秒の受け取り方が全然違うし、悩めてるうちはすごい幸せだと思うんですよ。

「そんな悩んでる時間あったらもっと自分の花を美しく咲かせるために使うべきだろ」って今なら思うんです。

 

あとは「ロックを聴け」ですね。

悩む人に対して慰めたり、逆にとりあえず動けと後押ししたりすることが多いですが、辛くてガマンしてる内は絶対無理だし、続かないし…

自分を解放していくことの方が後々楽になるし、自分の人生歩めるから、ロックを聴いて解放的になって欲しいです。

私も美術界のロックスターになりたいですね。笑

 

>>河村知世さんのインスタグラムアカウント(@tomoyo_sienne_art)

>>河村知世さんのツイッターアカウント(@tomoyoyoyo)

 

対談後記

普段文章で伝えることを仕事としている僕にとっては、感情を絵で表現するという発想に驚きでした。

話すのが得意じゃないと言っていた河村さんですが、会話の中にアーティストらしい素敵な表現がいっぱいあって、聞いていて「どうしてそういう表現ができるんだろう、すごいな」と思う場面がいくつもありました。

きっと彼女は生まれながらにしてアーティストだったんでしょうね。

河村さん、ありがとうございました!

 

 

 

河村さんとの対談まとめ

【Vol.1】アーティスト・河村知世さんが経験した人生の転換期と彼女が描くヒューマニティー溢れるアートたち

【Vol.2】アーティスト・河村知世さんが経験した人生の転換期と彼女が描くヒューマニティー溢れるアートたち

【Vol.3】アーティスト・河村知世さんが経験した人生の転換期と彼女が描くヒューマニティー溢れるアートたち

【Vol.4】アーティスト・河村知世さんが経験した人生の転換期と彼女が描くヒューマニティー溢れるアートたち

【Vol.5】アーティスト・河村知世さんが経験した人生の転換期と彼女が描くヒューマニティー溢れるアートたち

 

  • この記事を書いた人

クロ

1991年10月17日生まれ、静岡市出身。 2017年にフリーランスに転身。 日本各地を旅しながらWebライター、Webマーケター、インテリアコーディネーターとして活動中。

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